プリマへの扉

見て分かるくらいなの…?


そう思い左足を見てみると…確かに…けっこう赤くはれてる。



バレエを長年やってると捻挫も結構できるけど、こんなはれるぐらいにはなったことがない。





「これは結構痛いね…
ぅー…ん
どうしよう…これじゃ歩けないよね?」





「ぅん…ちょっと無理かも…」
これはほんとに無理だわ…どうやって帰ろうかな…



「ちょっと待ってて!」

男の人はそう言い自分の鞄から何かを取り出して
暗闇に入っていった。