プリマへの扉

「おっ!止まったな。
よしっ!」






「あっ…ほんとだ…」




涙…止まってる……





この人不思議なパワーあるよ!!絶対!!





「へへへっ」




ちょっと恥ずかしくて、笑っちゃった。






「あっ!!!!君………」





その男の人はすっごい驚いた顔をした。





なんだ?




「ん?何ですか?」





「うぅん…何でも…

よしっ、じゃあ帰ろっか
遅いし、きっと親が心配してるよ」





よっと男の人は腰をあげて自転車に手をかけた。




私も起き上がろうとするとガクッ!!!

「いったぁ…」