プリマへの扉

すぐに先生は上がってきて

「はい、まずは基本から。バーについて。」



軽やかな音楽が流れてきてそれに合わせて
今までやってきたように
基本の練習をした。




そして数分後、

「はい、止めて。次は今練習している踊りやってちょうだい。」





えっ!?もう基本いいの?短かっ!まぁいいんだけどね。
早く踊りたいしっ。





「今は何を?」




「今はコッペリアをやってます。」




「メインのソロ曲?」




「はい。」




先生はすぐにCDの置いてある棚に行きさっと一枚のCDを取った。




「音かけるわよ。準備ー。」



「はい!」