プリマへの扉

「えっ!?」



思わずそう言った瞬間
先生が驚いた顔を見せた。




「えっ!?
分からなくなったってどういうこと!?
前はバレエを生きがいにしてたくらいだったのに」





「先生………
私どうしちゃったんだろ…なんか…やる気……
なくしちゃった………
……みたい…」





「はっ!?マリ何いってんの!?
やる気を無くしただぁ!?

ふざけんなーー!!!」





パーーーーーー…ン!!!







いっ…………っつ………







最初はビックリして何が起こったのか理解できなかった。




………………っつ!!!!


殴られた……!



いったーーー……



だんだんと痛みが出てきて自分が殴られたことを
認識した。





「痛ーーー!!」





「なんで……なんでよ…?あんたには応援してくれ人もいるに!!
どうしてよ!!」