「もうッ!!いい加減にしなさい!!」

大声で怒鳴られているのはあたし。

「気持ち悪い事・・・いわないで!!」

こんな事を言ってるのはあたしのお母さん。


「ごめんさい・・・でも!本当なの!!信じて!!」


本当は信じてもらえないって知ってて言ってるのはあたし。


「もう嫌ぁぁあ!!」


ドスッ―――という音と共に、あたしは床に尻餅をついた。

お母さんに突き飛ばされるとは慣れていた―――はずだったのに・・・



あたしの目からは無数の涙が零れ落ちた。