あたしとお兄ちゃんはオーダーし終わって、 今、料理を待っている。 あたしは、チャンスだと思い、気になっていることをお兄ちゃんに聞いた。 「ねぇねぇ、優さんってさ、どんな人なの?」 「…鈴華さ、優のこと気になってるんだろ!」 「な…!んなことないし!」 「だって気になってるから聞くんだろ~?」 ニヤニヤしながら聞くお兄ちゃんに若干イライラ気味… 「違うしね!」 「…じゃあ別に優のことなんか知らなくてよくね?」