だけど、違った。 ある日高校に真面目に通 うようになった蓮哉さんを見かけた。 頑張ってる蓮哉さんはすげぇカッコよくて。 じっと見てたら俺に気付いた蓮哉さんはこう言った。 「ごめんな…優を裏切るようなことして… でも、高校も案外楽しいぞ? 俺は、高校にちゃんと行き始めて後悔はしてない。 なんか、ヤンキーのときよりも充実感があるっつーか… あ!やべ!遅刻するからもう行くわ! じゃーな、優!」