小さな姫






保健室には誰もいなくて、ゆっくり寝れた。
















「やばっっ!!!!寝すぎた。」


起きたら11時になっていた。最近ちゃんと寝れてなかったからぐっすり寝てしまった。


「まだ寝てよっかなぁ〜」



そしてもう一眠りしようとした。そのとき




―――――――…………ガラガラ

保健室のドアが開いた。私はかまわず寝ようとしたが、しゃべっている人の声は私の大好きな人の声に似ていた。




心臓の音が大きく鳴っているのが自分でわかった。でも、今ここにいちゃいけない。だから私は保健室を出ようとした。





「まてよ」


腕を掴まれた。
ドキッやばい!!!!もう好きじゃないって決めたのに。私は冷たくしゃべった。


詩「何かよう」


保健室の空気が冷たくなった。