小さな姫




蓮「今の電話誰だ?」

詩「蓮には関係ない。」

蓮「そうか。」

詩「私ちょっと気分悪いから帰るね」


拓「おい!!!!ちょっとまて!!!」


拓が叫んだのを無視して。私は必死に走った。まず、佳奈の護衛をしてた奴を探した。



「―――――……大丈夫か!!」


護衛をしてた2人は理科室にいた。顔には殴られたあと。意識を失っていた。


「おい大丈夫か」


「…………詩織さ………ん。すみ……ませ………ん………佳奈さ………ん………守れ……なくて」


「大丈夫だ。佳奈は私が必ず助ける。お前らには迷惑かけたな。拓に連絡しろ。お前らの敵は私が必ずとるから。」


「すみ…………ませ………ん」


「あとしゃべんな。お前らのせいじゃねぇ。あと………ごめんな」


それだけ言うと私は家に走った。