長谷川佳奈


11才の時に父親を事故でなくし、翌年父親を追って母もなくした。


不動産を営む伯父に預けられ
我が子のように可愛がってくれたし散々気を使ってくれた…





なにもわがままを言わない私に伯父は
何でもいいから一つ言ってみろと言うのでマンションを貸して欲しいと言ったら簡単に貸してくれた。


場所も伯父の家から電車で30分くらいのところだ。






あいつが通う学校の近く。
ようやく調べたんだ…





転校するために試験を受けて手続きをした。






「絶対一人にしない!絶対帰ってこいよ」





その言葉だけを頼りに…





裕太…今から君のいる場所へ行きます。