私はいつもどおり、ハムスターの世話をするためにケージの前に立った。 するとその時、先生がポンと手をたたいた。 「ああ、そうそう」 私と航君は先生の顔を見た。 先生は私たちの顔を順番に見て言った。 「3年の3人から退部届けを預かってるんだ。 このままだと、生物部は廃部になる」 「えっ!?」