「そう言われても……」 ほめ上手が特技っていうのも、なんだかなあ…… 私が納得いかない顔でいると、片岡君は私の頭をちょんとつついた。 「自然にほめるって、なかなかできないぜ。 大げさにほめれば、相手はわざとらしく思うだろうし。 ほめて相手を癒すことができるって、すげえ特技じゃん。 少なくとも俺は歩美のおかげで当選できたって思ってる。 サンキュな」 「え……」 片岡君……