With ~一緒に~


「まあ、歩美たちが手伝ってくれたからな」


片岡君は少し照れながら謙遜してそう言った。


でも、それを聞いた私は下を向いた。


「うん……
航君や凛子はね。
サイトとかポスター作るの手伝ってくれたよね……

でも、
私は結局たいしたことできなくてごめんね」


私がそう言うと、片岡君は私の方を見た。


「歩美は清書してくれたじゃないか」


私は自嘲気味に笑った。


「それは、ほら、誰でもできることだし……

私、だめなんだよね。
全然特技とかなくって。

航君や凛子みたいに頭よくないし、
片岡君みたいにスポーツ得意でもないし」


すると、片岡君は立ち止まった。