「ふうん、そうなんだ。 面白そうだな」 真崎君は微笑んで見せた。 でも、自然な笑顔じゃなかった。 去年、同じクラスだったからわかる。 真崎君はもっと自然に、こちらも笑顔になってしまうように微笑む人だったもの。 「でもさ、課金してるトップのやつになかなか勝てなくてさ。 やっぱ、『何万』もつぎ込んで大量に武器を装備されちまうと、テクニックだけじゃ勝てないんだわ」 片岡君は『何万』というところを強調して言った。