「次は『仲間にプレゼント』をクリックしろ」 私たちは言われたとおりにした。 「すべての武器を俺にくれ」 私たちは片岡君―― といっても、ゲーム内のユーザー名は『ヒーロー』だったけど―― に武器をプレゼントした。 操作が終わると、凛子は苦笑しながら言った。 「それにしても、自分で『ヒーロー』って、片岡、ちょっとそれイタイよ」 「うっせー。 今大事なとこなんだ、だまっとけ!」