私は人通りのない歩道の後ろから、誰かにつけられている気配を感じた。 うそでしょう? 気のせいかな? 私は、ドキドキしながら歩く速度をゆるめてみた。 ただの通行人なら、私を追い抜いていくだろう。 もし、誰かに何かされそうになっても、ここで叫べば駅前の交番のおまわりさんが気づいてくれるはず。 でも、いつまでたっても誰も追いついて来なかった。 私はおそるおそる振り返ってみた。