今日は、ハムの世話をする日。 私は航君に声をかけて、一緒に生物室に向かった。 「こんにちはー」 あの事件以来、初めて森先生と顔を合わせる。 緊張しながら扉を開けると、先生は教卓に座って書きものをしていた。 「おう」 先生はペンを置いて、私を気遣うような視線を向けてきた。 「歩美、大変だったみたいだな、大丈夫か?」