「でもそうすると、なおさらどうして歩美が標的になったのか……?」 航君がそう言うと、3人が私を見た。 「えっ、そんなこと言われても……」 私がたじたじになっていると、凛子が手を打った。 「わかった! つまり、歩美を攻撃すれば、片岡がへこむって考えた人物が犯人ってことよね?」 「ああ」 うなずいた航君に、凛子は人差し指を立てた。 「教室での片岡と歩美はごく普通のクラスメート同士。 でも、あの日!」