それを見て、凛子があきれた。 「あのねえ、菅井君に管理画面の見方も教えてもらったんでしょ? もうちょっと、アクセス数とか、掲示板の書き込みとか、ちゃんとチェックしなさいよ!」 すると、「くそー、勝てねえ」とつぶやきながら、やっと片岡君はケータイを閉じた。 「ちゃんと感謝してるって。 航平も凛子もサンキュ」 すると、片岡君の机に、航君が一枚の紙を置いた。 「ん?なんだこれ?」