あれは間違えなく彼女だった。
 
「そうか。僕を勇気付てくれたんだね。」
 
僕は胸に手を当て
 
 
「ありがとう」
 
と心のなかにいい聞かせた
 
 
さよならじゃないんだ。
 
 
そんな気がした。
 
 
 
「よし!頑張ろう。」
 
 
 
彼女が残してくれた最後の手紙…
 
 
 
僕のなかにずっと大切にしまっておくよ。