呆れ顔の京介もホントは大翔達を気にしている。


「え…あ、京介と勇瑠くんって、仲良いよね!」


私が話をそらすと眉間に少しだけシワを寄せるとため息をついた。


「仲良いのかな?俺は普通だけど…」
「めっちゃ仲良いじゃんか!!」


前に座ってる麗奈が話に入ってくると京介は椅子にもたれ掛かってた背中を前に持ってきて頬杖をついた。


「あらあら、今日も一段と憎たらしい麗奈さんの登場ですか?」