「こっちが京介くん、こっちが勇瑠くん」
「どーも、麗奈です」
「「あ、美桜さん、麗奈さん、おはようございます!!」」


二人はいきなり綺麗にお辞儀をした。
京介くんは前髪が長く右目が見えなくて、後ろ髪はツンツンしてる。
勇瑠くんは眼鏡をかけて髪はオールバック。
二人とも服装は見事に乱れていた。

私と、麗奈は目を合わせて頷いた。


「ねぇ…あんたらさ…桜庭達の何か?」
「え…」


麗奈が問い詰めると勇瑠くんが一歩下がった。


「図星?」
「あ…いや…」
「勇〜殺されたいか?」
「え…」
「テメェ…ざけんじゃねぇ!!!!」


ーボコッ


「ケッ…」