時は過ぎ、あと一週間後には文化祭だった。 中学最後の文化祭。皆が待ち遠しいのは言うまでもない。 ーガッ 「おい!!」 私と傍にいた麗奈は声のする方を見た。 そこには… 「誰かさ…桜庭大翔が何処にいるか知らね?ちなみに…天王寺って奴も。」 金髪にピアスがあらゆる所に刺さっていて無数のネックレスをつけていた。 「美桜…」 麗奈は、私の服の袖を握っていた。 「…わ、私ですけど…」 私は、顔を上げず声だけ出した。 麗奈の握る力はさっきより増して、周りからの視線が私の体に痛く突き刺さる。