「柊さん…私、やります」


おい!!
やるなってんだろうがバカ!!


「麗奈と一緒に…」
「美桜!!お前には無理」


俺は全力で阻止しようとした。
だって、美桜は…
もし、天王寺家ってバレたら?
何されっかわかんねぇよ?


「…大翔がやってるから」


ふざけんな。

俺は、席を立ち上がった。
聞きたくねぇから。


「ちょ、大翔!?」


悪いけど…
俺はお前をモデルにするくらいなら、モデルなんか辞めてやる。

いつ辞めても変わらねぇから。
こんな仕事。


「柊さん…」