君しか....


岸谷さんは、バックミラー越しで笑顔を向けてきた。


「岸谷…お前さ…」
「岸谷って、お前はいつまで呼ぶつもりだ?せっかく美桜様に話てんだから空気を読め、空気を。」


その二人の話の内容に、私の頭の中では、大翔の事じゃなく、大翔と岸谷さんの関係について、ハテナが回っていた。


「あ…美桜様?実を言うと、俺と大翔は幼馴染みなんだよ。」
「…はぁ。」
「因みに、俺の名前は、岸谷 連翔。」
「おい…てめぇ「口説いてねぇよ。」


幼馴染みって言われて、改めて見ると、連翔さんと大翔はイケメンコンビに見える。