「大翔…」


俺に引っ付く美桜。


「なぁ…美桜さ…」
「ん?」
「俺の事一生愛してくれる?」
「え…。迷惑じゃなきゃ…迷惑って思われても一生愛してやるし。」


俺の顔を見ないで答える美桜。


「ねぇ、美桜?」
「なに?」
「俺、実は「速くしろ!」


俺が一息着いたら連翔がドアの向こうから叫んできた。


「あ…」
「なに?」
「何でもないや…行こっか?」
「うん!!」


言わなきゃいけない言えない事実。
美桜は受け入れてくれる?

「大翔くん」


階段を降りてると十和さんから声をかけられた。