「先生!!!!」


私の目の前には私の王子様が!!

廊下を突っ走る私。


「あっぶな〜い!!」


先生の差し出す腕にしがみつく私。

はい、私、高校一年生、天王寺 美桜。

珍しい名字?

だよね…別に、私だって気に入ってない。

だって…


「美桜様!!どこに行ってらっしゃったんですか!?」

「別に…佐堂には関係ないから」


天王寺家のお父様はは日本じゃトップ企業の海外番の社長さん。

お母様は、有名な音楽家。

そしてその一人娘の私。

佐堂とは…私の執事様2号。

唯今1号探し中です!