小山るうは缶を開け、ゴクゴクと喉を鳴らして飲んだ。
「うまっ」
上目で僕を見つめながら、口の周りに付いたビールを舐めとる。
小悪魔の様な仕草だ。
僕はそんな媚びを売る小山るうを無視して、缶の口を開けた。
プシュッと鳴る音が響く。
小山るうは缶ビールを銜えながら、相変わらず僕を上目で見つめる。
何も話す事が無いので、ただただ時間が流れる。
僕はビールを吸い込む様に飲んだ。
「やっぱ素敵だなぁ」
僕は口から缶を離し、手の甲で口を拭った。
「何が?」
僕を見つめ続ける小山るうに問う。
「喉仏が上下に動くところぉ」
トロンとした目で微笑む。
普通の男なら、こんな顔をして見せる小山るうを即抱くだろう。
「そんな顔しても抱きませんよ」
横目で小山るうを見ながら、再び缶ビールを口元に運ぶ。
「目黒先生は堕ちないかぁ」
残念そうに下を向いて笑う。
そして小山るうは大の字になって床に倒れた。
マイクロミニのスカートがせり上がり、紫のショーツが見えた。



