「あ!待ってよ凛華ちゃん!一緒に帰ろうよぉ~っ」




あたしも急いで鞄を持って凛華ちゃんの後を追いかける。







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「…つ…っかれたぁ~!!」





あたしはドサッとベッドに倒れこんだ。





あの後、凛華ちゃんと一緒に帰った。





凛華ちゃんはホントにサバサバしてて一緒にいてすっごく楽しい。







「…お姉ちゃんができたみたい♪」






ふふっとあたしは枕に顔をうずめた。





…男の子の友達もできたし……。





頭に颯くんの顔が浮かぶ。





その時、携帯がブルッと震えた。