幼なじみと恋愛中!

「…うん!じゃああたしも颯くんって呼ぶね!」





あたしは笑顔で返した。





「…お、う」




颯くんはそのままどこかへ行ってしまった。



…?心なしか顔が赤かったような……。




「あ~あ…。全く…詩織ったら自覚がないのが怖いわぁ……」




凛華ちゃんが仕方ないなというように首を横に振る。






「?何が?」






ワケがわからず凛華ちゃんに詰め寄ると、





「教えてあげな~いっ♪」






と言いながら凛華ちゃんは鞄を持って小走りで行ってしまった。