幼なじみと恋愛中!

何がつまんないんだか……。




あたしは凛華ちゃんの背中にそう心で呟いた。




……雅樹が…あたしなんかと付き合うワケないじゃん……。




あたしは自分の髪の毛を指でくるくる巻きつけながらそう思った。




だって…あたしは雅樹に嫌われてるもん…。




心はどんどん沈んでく。





「しーおりっ!何してんのー?」




少し前の方から凛華ちゃんの声がした。





「あ…っ。ゴ、ゴメン!考え事しちゃってた!」






作り笑いをして、急いで凛華ちゃんのもとへ駆け寄っていった。