幼なじみと恋愛中!

……ていうか、なんとなく凛華ちゃんの性格が結構分かってきた。




凛華ちゃんはサバサバしてる。



けどそれはすごくカッコいいと思う。




あたしはすっごく優柔不断だから、凛華ちゃん
みたいな性格の人はすごく羨ましい。





「…それにしても…入学式当日から凄い人気ねぇ……」







凛華ちゃんがボソッと呟いた。




「え?人気って誰が?」




「…詩織、まさか気付いてないの?」




「?何を?」




「…詩織?どこかかしらから視線を感じない?」




凛華ちゃんがあたしの肩をガシッと掴んで
そう問いかけた。



あたしは神経を集中させた。






「…?そういえばなんとなく……」