ある夏の日の昼下がり


「あーきーらちゃん♪ちょっと」


ママの呼ぶ声で2階の自室からリビングへと降りて行った


「ママー何?」


「見て見て!可愛いくない?明ちゃんに似合いそうだと思って買っちゃった♪」


ママが自分にあてて見せたのは浴衣だった


「淳平君と行くんでしょお祭り?」



「お祭り?いつあるのー」


「やだっしらなかったの明ちゃん!」


ママが驚いた顔してあたしに言った