「ねぇ…もう直ぐクリスマスだね!」



学校からの帰り道、白い息を吐きながら明は嬉しそうに微笑んだ。



「んっ!あぁそうだなぁ…明は何か欲しいものあるのか?」



「んー……特にはないけど…」



「けど…なに?」



「…朝まで一緒にいたい…かなっ…///」



真っ赤な顔して俯いた明。



「……おまっ…反則だしそれっ」



歩道の真ん中だというのも忘れて、思わず引き寄せ抱き締めた。