大雅をちらりと見ると、心さんと楽しくおしゃべりをしている。
「大雅とまだ友達だったんだね」
話題を変えようと大雅の話を持ち出した。
「あぁ…茜のこと忘れてるとは思ってなかった。」
「今でも何股もしてるの?」
響に聞くと、彼の顔が険しくなった
「たぶんしてる。」
「そっか…女癖治ってないんだね。」
「迷惑してるけどな…」
はぁ~と大きく響はため息をついた。
今でも大雅に振り回されてんだ…なんか可哀想…
お開きになって、それぞれ2人組で帰って行った。
そしてあたしの隣には
「俺たちも帰るか?」
響が駅の方向に振り向いた。
「ですね…」
歩き初めて数分後、黙ってたけど響が口を開いた。
「なー今から俺の部屋で飲み直さないか?」
「2次会的な感じか…いいよ!」
お酒が入っているのもあって軽いノリで賛成した。
コンビニでお酒やおつまみを買って響の部屋に向かった。
翌日が土曜日と言うこともあって夜遅くまで響と飲み明かした
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