そしで現在、あたしの目の前に史上最悪の元彼の大雅が座っている。

帰りたい…こいつあたしのこと忘れてるし…

「へぇ~俺の元カノなんだ。ごめんね、俺別れた女の子と忘れることしてるんだ」

笑顔の大雅は昔と変わっていない。

「そうですか…」

元カノだと言うことを響が彼に教えていた。

「今は響と同じ会社ってことは優秀なの?」

「なにが?」

冷たく言い放つ

「だからあの会社結構優秀な奴しか入社できないって噂だから」

そんな噂あったね…就活してるときに

「そうですね」

「なんか冷たいね。茜ちゃん」

そりゃぁそうだ!

「当たり前です。」

ぴしゃりと言うと大雅が興味なさそうな表情に変わった。



「もうさ自己紹介とか済んだんだし。席替えしょう!!」




大雅がみんなに言うとみんな賛成した。

そして、席替えをすると




「どうして?」

隣にすわっている奴に聞いた。

「別にいいだろ?ここに無理矢理連れてこられて困ってんだ」

そう言い響はビールを飲んた。



みんな楽しそうにおしゃべりをしている。

「なんで俺を避けてた?」

「えっ?」

もしかして気づいてた?

「俺と噂になってから避けてただろ?」

「あっ…ごめん。響ってもてるから女の人の復讐が怖そうで…」

素直に答えると響はそっかと呟いた。

「俺、正直少しショックだった。茜に嫌われたのかと思ってた。」

響の顔が少し赤く見えた。

もう酔ってるのかな?でも、お酒に強いはずだし

「ごめん。」

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