スタートした直後から、遼平くんはみんなより前に出た。 「すごい…」 それからゴールするまで、ぶっちぎりの1着。 ゴールした瞬間、両手を上げクラスメイトに囲まれている。 楽しそうな笑い声が、ここまで聞こえてくる。 そんな様子をしばらく見ていた。