見ててって… グラウンドの真ん中まで走っていく遼平くんの後ろ姿を、じっと見つめる。 同じクラスの人達が、全力でグラウンドを走っている。 そして、遼平くんの順番が回ってきた。 スタートする前に、こっちに向かって手を振っている。 「…」 いよいよ、スタート。 「あ…」