着いたら19時半前。 閉店は20時。 ギリギリじゃん。 「何かお探しですか? 彼氏さんのプレゼントですか?」 と聞いてくる店員さん。 今、彼氏じゃない人を待っている あたしにとっては残酷な言葉。 「いえ。大丈夫です。」 逃げるように言うあたし。 「なんでもお聞きください。」 とどこかに行く店員さん。 ほっとした。 そして店の扉が開く。