“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

「遥。
あんま時間ないぞ?
留学斡旋機関通したり、大学入る前に語学学校に入ったりするならまだいいけど――…。
でも、遥のあの点数でなんとかなるものなのか?
内申、最悪だろ?
レベルは高望みするなよ?
落ちたら日本に置いてくぞ?」


って、ちょっと待って、凌!!


「ん?
どうした、遥?」


どうしたじゃないでしょ―っ!?


「アメリカで。
自宅でピアノ教室開くんだろ?」


「…」


そうだけど。
なんか、そのつもりになっちゃってるけど。


ピアノ好きだから。