「で、遥。 どういう風に相談したらいいのかわからないけど――…」 大きな木の下で、凌のしいてくれたハンカチに腰を下ろすあたしに、 「オレ。 大学は――…アメリカに留学したいと思ってるんだ。 なぜか遥にバレてるみたいだけど。 断念したことも…」 凌はぽつぽつと話し出してくれた。 途中 「担任がバラしたのか!? あいつ――…」 片眉をぴくりと動かし、 「はぁ? 征に相談した!? つーか、その前に、佐藤さん、首つっこむなって言ったのに!! 余計なことしすぎ!!」