“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

そんな凌の言葉に、


「うん…」


うなずくことしか、あたしには出来なかった。


だって、涙が後から後から溢れ出して。


「…ぐすっ…」


鼻水までずるずるっと出始めちゃって。


「ありがと。
すげぇ嬉しい」


そう言いながら、あたしの左手薬指にちゅっとキスをする凌の仕草も、


「んじゃ、約束」


そう言ってあたしに顔を近づける凌の綺麗な顔も。


幸せな虹色にぼやけて見えた。