“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

「…何してるの?
凌…」


そんなことを聞いても答えてくれないと思ったのに――…


「ん?
タイムカプセル」


凌はにこっと笑って教えてくれた。


「昔さ?
2人で埋めただろ?」


…って、そんなこと覚えてないなぁ?


ふにゃんと首をかしげるあたしを楽しそうに笑い、


「遥に渡したいものがあるんだ」


そう言って凌はスコップで、大きな木の根元を掘り続けた。


「思ってたよりも早かった…の…かな?」


わけのわかんない言葉を呟きながら。