“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

もぉ…言ってるそばから――…


どこに行くのか、どこに向かってるのか教えてくれてもいいのに。


そう思うあたしを尻目に、さっさと電車にのりこんで、凌が向かった先は――…


「…えっと…?」


凌のお父さんが経営するいつものレストランで――…。


「…?」


首をかしげたあたしを尻目に、凌はあたしの手を引いたまま、裏庭に向かった。


そしてプールを前にした大きな木の下を、探したスコップで掘り始めた。