凌を大事にしたいのに。
でも、同時に凌を失うのも怖くて。
結局あたしは、凌よりも自分自身がかわいくて。
凌が留学を止めた理由なんて、凌に聞くことすらできなかった。
でも罪悪感とかいろいろな思いが複雑に絡まって、あたしは日に日にうまく笑えなくなっていった。
凌の前ではなるべく、凌の胸に顔を押付けて甘えるフリをしていたから、何とか気づかれずにすんだと思う。
だから誰にも気づかれないと思ったのに――…
そんなあたしの変化に気づいたのは。
あたしがうまく笑えなくなったことにいち早く気づいたのは。
「遥ちゃん…
何かあった?
俺なんかに心配されたくないだろうけど」
そんな風に電話できりだした、長谷川くんだった。
でも、同時に凌を失うのも怖くて。
結局あたしは、凌よりも自分自身がかわいくて。
凌が留学を止めた理由なんて、凌に聞くことすらできなかった。
でも罪悪感とかいろいろな思いが複雑に絡まって、あたしは日に日にうまく笑えなくなっていった。
凌の前ではなるべく、凌の胸に顔を押付けて甘えるフリをしていたから、何とか気づかれずにすんだと思う。
だから誰にも気づかれないと思ったのに――…
そんなあたしの変化に気づいたのは。
あたしがうまく笑えなくなったことにいち早く気づいたのは。
「遥ちゃん…
何かあった?
俺なんかに心配されたくないだろうけど」
そんな風に電話できりだした、長谷川くんだった。

