“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

佐藤さんの言葉の正しさの前に、あたしは何も言い出せなかった。


好きなだけじゃ――…


凌と一緒にいることはできないの?


好きなだけじゃ――…


凌の足を引っ張るだけなの?







あたしは凌にとって。


相談すらできない――…女の子なの?


だからいっつも――…ひとりで…決めちゃうの?


どんなに大事なことでも。


あたしにはなんの相談もなく。


あたしには、話す価値すらないから…。


だから凌は。


なんでもひとりで…決めちゃうんだ…。