“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

それなのに――…


「遥には関係ねぇよ」


…って!?


「あれは――…
あいつが勝手にしたことで。
オレの気持ちなんか入ってない」


…え?
それが凌の答え?


言い訳にもなってない。


普通、もっと言い訳とかしちゃうんじゃない?


弁明とか、謝罪とか…
もっといろいろ――…



凌!?


あたしは教えてほしくて、凌の顔をジッと見上げていたけど。


凌はそれで話を終わらせたつもりなのか、


「じゃ、おやすみ」


あたしの頭をするりと撫でて、あたしにかばんを手渡し、あたしにくるりと背を向けた。