「遥さ?
また赤点とったって?」
テストも終わり、また文化祭の準備が始まったあたしを待ってくれていた凌が、廊下であたしのかばんに手を伸ばしながら、かばんを持っていない手をグーに握り、それであたしのおでこをコツンと叩く。
「しょうがねぇなぁ、遥は」
目を細めながら、
「今度の期末は――…
まじめに勉強しないとな?」
あたしを見下ろしながら、あたしにだけわかるようにフッと甘く笑う。
また赤点とったって?」
テストも終わり、また文化祭の準備が始まったあたしを待ってくれていた凌が、廊下であたしのかばんに手を伸ばしながら、かばんを持っていない手をグーに握り、それであたしのおでこをコツンと叩く。
「しょうがねぇなぁ、遥は」
目を細めながら、
「今度の期末は――…
まじめに勉強しないとな?」
あたしを見下ろしながら、あたしにだけわかるようにフッと甘く笑う。

