“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

好都合なことに、渡り廊下の黒山の人だかりの声がわんわんするほど大きいせいで、あたしは2人に気づかれることなく、近づくことができた。


凌を疑ってるわけじゃないけど――…
何話してるのか、やっぱ気になるじゃん?


ほら、彼女として、気になるじゃん?


――浮気…とか?


だって、凌が悪いんだよ?


あたしが聞いたとき、教えてくれなかったから。


まぁ…
その女の子と凌の関係を聞いてたとしても、同じ行動するかもだけど。