凌と過ごす毎日はとても…とっても楽しくて。 凌は、自分の瞳に映すのは“遥だけだ”ってぐらいの勢いで大事に大事にしてくれるから、あたしはもう凌のことしか考えられなくて。 気がつくと――… 「遥… 赤点ばっか… これはちょっと酷すぎない?」 綾香がお説教モードであたしのテストの答案用紙をぴんぴんと指ではじいた。 「…ったく。 遥にこんな点数とらせて。 北村くんは何やってるのよ」