“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】





凌と過ごす毎日はとても…とっても楽しくて。


凌は、自分の瞳に映すのは“遥だけだ”ってぐらいの勢いで大事に大事にしてくれるから、あたしはもう凌のことしか考えられなくて。


気がつくと――…


「遥…
赤点ばっか…
これはちょっと酷すぎない?」


綾香がお説教モードであたしのテストの答案用紙をぴんぴんと指ではじいた。


「…ったく。
遥にこんな点数とらせて。
北村くんは何やってるのよ」